2012年5月13日日曜日

回顧主義?

世間で80年代は、もはや懐メロ扱いらしい。

私自身、若いアーティストの新作よりベテランの旧作(リマスター盤、デラックスエディションなど)に
専ら興味が移りつつあるのも、ようやく大人になった証拠なのかもしれない。

でも、80年代、90年代のロック、ポップス、メタルはやっぱりいいネ!

私にとってブラガの鉄板は、リアルタイムで聴き倒した下記2作である。

"Somewhere Far Beyond" (1992年)

2009年リリース。米 Century Media 盤 (ボートラ2曲を含む2007年リマスター音源)


2007年リリース。欧 EMI 盤。音源、ブックレットは米 Century Media 盤と同じだが
こちらの方がCDラベルがキラキラと輝きがあって美しいので、お薦め♪



"Imaginations from the Other Side" (1995年)

2009年リリース。米 Century Media 盤 (ボートラ3曲を含む2007年リマスター音源)


2007年リリースの欧 EMI 盤は、Amazon(日本)での取り扱いなし。

ちなみに、最近の彼らにインタビューによると
1stからLiveまでの10作(現在EMIが権利を所有)については
秋ごろ(?)全集的ボックスセットがリリースされるらしい。
何でも2007年リマスター音源は、実はピッチが速いのだとか・・・(ry

早まったか。

・・・でも、10作全部は要らないし、ま、いいかw

2012年4月8日日曜日

Deluxe Editionじゃないと買う気がしない件

Shinedownは、過去3枚のスタジオアルバムだけでなく、ライヴアルバムも含めすべて所有している。

特に前作"The Sound of Madness"については、最初に発売されたFan Club Editionのみならず、
2年後に大量のボートラが追加され、再発されたDeluxe Editionも持っている。

要するに、大好きなバンドなのである。

だが、最新作"Amaryllis"には、なぜかDeluxe Editionが存在しないため、購入を躊躇している。
(pre-order時にTシャツなどのグッズが付いた豪華盤はあったが、ボートラは一切なかった)

ここ数年のトレンドとして
最初に《通常盤》と数曲のボートラを含む《Deluxe Edition》の2種類がリリースされることがほとんどだ。
直近では、Lostprophets、The Used、Bruce Springsteen、Madonnaあたりがそう。

また、数ヶ月~1、2年後にボートラやDVDなどを追加し、再発されるケースも多い。
Shinedown以外にも、Daughtryの1st、2nd、Trainの前作、Ozzy Osbourneの近2作など。

前者の場合は、deluxeを選べる分まだいい方で、
後者の場合は、最初に買ったものと完全にダブるため非常に厄介だ。
(Shinedownの"The Sound of Madness"なんて、その両方だからね・・・)

CDを売るための戦略として、この手の阿漕な商法が絶対的に悪いとは言わない。

しかし、逆に通常盤しかリリースされないと
今回の"Amaryllis"のように購入を躊躇ってしまい、結局、売れなくなるんじゃないの?と思う。

"Amaryllis"の出来が予想以上に好評なだけに、一日も早く聴きたいけれども、
いつボートラ追加で再発されるかわからないから買えないというジレンマに悩む今日この頃である。

↓ これがその通常盤


↓ 日本盤には3曲のボートラが追加されているが、その内訳は日本未発売のライヴ盤からの2曲と
"The Sound of Madness"の再発DX盤ボートラからの1曲で、すべて既発音源なのでスルー。

2012年3月20日火曜日

新作よりも旧作ボックスの方が売れているという不思議

Madonnaの12作目"MDNA"がまもなくリリースされる。



Amazon Japanにおいて同作のDeluxe Editionが輸入盤売上チャート5位まで上昇してきた。
先行シングルは全米シングルチャート(Billboard Hot100)で最高10位に終わったものの、
アルバムの売れ行きにはそれほど影響はなさそうだ。

ところがである。

何を隠そうここ1ヶ月にわたり同チャート1位に君臨し続けているのは、
Warner時代の全スタジオアルバム(11枚)をコンパイルした
廉価ボックスセット"Complete Studio Albums (1983-2008)"だったりする。



あくまで廉価版なのでブックレットすら省略されているそうだが、
それでも11枚組で¥3,300前後という価格はあまりに破格だ。
(アルバム1枚あたりおよそ¥300!)

また、11作中5作を収納した廉価ボックス"Original Album Series"も同時期に発売されるが、
こちらは"True Blue" [Remaster] (1986)、"Like a Prayer" (1989)、"Ray Of Light" (1998)、
"Music" (2000)、"Confessions on the Dancefloor (2005)"という何とも意図不明なチョイス・・・w

これなら、以前発売されていた初期3作のリマスター版廉価ボックスを
素直に再々発した方がよっぽど売れそうだ。

ここ数年レコード会社がとりわけ力を入れている
Deluxe EditionやLP、CD、DVD、グッズなどを目一杯詰め込んだ
高価な豪華ボックスセットによる再発とは正反対に位置する
廉価ボックス再発や全カタログまとめ売り商法、今後ますます加熱していくのかもしれない。

2012年3月17日土曜日

CDが売れないのはわかるけど

基本的にライヴ音源にはさほど興味がないので、Download Festival音源はどうでもいい。
だが、スタジオ新録音源を全部集めたい場合は、複数フォーマット買わざるを得ないという罠。

そもそもリリース直後に買いに走るファンは本当のファンなんだから
最初に買って損をするような商売はどう考えても間違っていると思う。

その上、数ヵ月後にスタジオ新録ボートラを全部収録したSuper Deluxe Editionなんかが
リリースされた日にゃ、泣くしかないわけで・・・。

この手の複数フォーマット販売のせいで
結局どれも選べずに「買わない」という選択肢に落ち着くことが、
ビジネス上、とても大きな損失だとなぜ気づかないのか不思議でならないよ。


Alice Cooper / "Welcome 2 My Nightmare"

Standard Edition
01. I Am Made of You
02. Caffeine
03. The Nightmare Returns
04. A Runaway Train
05. Last Man on Earth
06. The Congregation
07. I'll Bite Your Face Off
08. Disco Bloodbath Boogie Fever
09. Ghouls Gone Wild
10. Something to Remember Me By
11. When Hell Comes Home
12. What Baby Wants (feat. Ke$ha)
13. I Gotta Get Outta Here
14. The Underture (Instrumental)

[Bonus tracks]
Fan Pack
15. Under the Bed
16. Poison [Live at Download Festival]

Standard
15. We Gotta Get Out of This Place

Deluxe / Deluxe Digipak
15. We Gotta Get Out of This Place
16. No More Mr. Nice Guy [Live at Download Festival]
17. The Black Widow [Live at Download Festival]

Deluxe Edition (Canada) / Best Buy Exclusive Edition / Japan Edition
15. Under the Bed
16. Poison [Live at Download Festival]
17. No More Mr. Nice Guy [Live at Download Festival]
18. The Black Widow [Live at Download Festival]

Vinyl Edition
15. Flatline

iTunes Edition
15. A Bad Situation
16. Dialogue - How They Came to BeCooper (interview)

Welcome 2 My Nightmare - Wikipedia


・・・結局、消去法で一番マシなのはDeluxe Editionか!?
ちなみに↓はStandard Edition。

2012年3月15日木曜日

Bruce Springsteen's "Wrecking Ball" debuts No.1

Bruce Springsteenの最新作"Wrecking Ball"がAdeleの"21"をわずか1,000枚の差で破って
Billboradアルバムチャート初登場1位を獲得!
Bruceの全米No.1アルバムはこれで10枚目となった。
おめでとう!!

http://www.billboard.com/news#/news/bruce-springsteen-squeaks-by-adele-earns-1006452352.story




ちなみに、歴代全米No.1アルバム獲得数トップ5は以下のとおり。
1. The Beatles 19枚
2. Jay-Z 12枚
3. Elvis Presley 10枚
  Bruce Springsteen 10枚
5. The Rolling Stones 9枚
  Barbra Streisand 9枚

さすがに1位は無理だとしても単独2位か3位の座は狙えそう。

2012年3月7日水曜日

SONY、iTunes Storeに正式参加

吸収合併したBMGの音源は以前から提供されてきたが、 Sony Music、Columbia音源の提供が(部分的ながらも)遂に日本で解禁!!

ただ、1曲バラ売り単価が¥200ってのはどうなの?
他のレコード会社は概ね¥150で頑張っているのにね。

ちなみに、アルバム1枚は基本的に¥1,500で他社と足並み揃えているようで、
そこは、まあ、さすがに上限だろうし、当然と言えば当然。

そのうちmoraが潰れたら、1曲¥150に下がるだろうか。

P.S.試しにmoraを覗いてみたら、DRM付きのATRAC3音源が1曲¥150で売られていた。
(参考)Bruce Springsteen / "Wrecking Ball"

売り方がセコすぎる・・・。